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研究助成情報 

◯ 第38回(2023年度)「女性史青山なを賞」候補作募集のお知らせ
   東京女子大学青山なを記念基金運営委員会では、女性史研究に先駆的業績を残された故青山なを氏の御遺贈による基金にもとづき1986年に「女性史青山なを賞」を創設し、第1回(1986年度)から継続して、女性史研究のすぐれた業績にたいして同賞を贈呈してまいりました。
このたび第38回「女性史青山なを賞」の候補作品を公募いたしますので、下記の要項をご参照のうえ、候補作をご推薦いただきたく存じます。
 
第38回(2023年度) 「女性史青山なを賞」候補作公募要項
(1) 対 象 日本語で著され出版された女性史研究の単行本
(著者の年齢・性別・国籍は不問。但し2022年1月1日から2022年12月末日までに公刊されたものに限る。)
(2) 副 賞 20万円
(3) 締 切 2023年5月19日(金)16時
(4) 選 考 専門家による選考委員会にて審査
(5) 発 表 2023年10月予定
    〔選考の方針〕
1)女性史研究の奨励的意義、および女性史に関する啓発的意義を重んずる。
2)研究書として、独創性、論理の一貫性、実証性の各要素を満たしていることを重視する。
*なお、過去すでに同賞を受けている著者の作品は対象外とする。
  (6) 応募方法 ハガキ・電子メールのいずれかにて、
  [1]著者名
  [2]書名
  [3]発行所
  [4]発行年月日
  [5]推薦者の住所・氏名・電話番号・メールアドレス
 をご記入のうえお送りください。
 (自薦、他薦を問いません。またご推薦図書を御寄贈いただけますと、有難く存じます。)


  宛 先(お問合先も同じ)
 〒167-8585 東京都杉並区善福寺2-6-1
 東京女子大学女性学研究所内青山なを記念基金運営委員会
 E-mail:irowg@gr.twcu.ac.jp
 URL:https://irowg.jp/
 TEL:03-5382-6475(直通) 

◯ 2024年度 公益財団法人 戸部眞紀財団 奨学生募集
公益財団法人 戸部眞紀財団は、向学心に富み、学業優秀であり、且つ品行方正である日本国内の学部学生及び大学院学生に対して、奨学金を給付します。
対象分野: 化学、食品科学、芸術学/デザイン学、体育学/スポーツ科学、経営学
応募資格: (1)日本の大学及び大学院で修学している者
(2)学部学生(3年生以上)、大学院学生(修士課程、博士課程)の者
(3)年齢が2024年4月1日現在で30才以下の者
採用人数: 日本人および同等の権利を有する者 55名程度
外国人留学生 5名程度 (全分野合計)
給付金額: 月額6万円(年額72万円  ※返済の義務はありません)
給付期間: 2024年4月1日より2026年3月31日までの2年間
(さらにプラス2年まで延長可能です)
給付方法: 2ヵ月ごとに本人口座に振込(初回のみ7月に4ヶ月分を支払い)
応募方法と手続: (1)提出方法:本年度より、Web提出、郵送の両方の手続きが必要になります。

(2)提出書類:
  ① 奨学生願書
  ② 推薦状(学長、研究科長等の推
  ③ 在学証明
  ④ 成績証明書(GPAの記載のあるもの)
  ⑤ 住民票、他

(3)提出期限:
  Web:2024年5月7日(火曜日)23:59まで
  郵送:2024年5月10日(金曜日)本財団必着

応募願書、募集要項の詳細につきましては、当財団ホームページをご覧ください。
応募・問合せ先: 公益財団法人 戸部眞紀財団 事務局
〒540-0021 大阪市中央区大手通三丁目2番21号
Mail Address:Tobe-Zaidan@otsuka.jp
https://tobe-maki.or.jp/

◯ 2024年度 公益財団法人 戸部眞紀財団 研究助成募集
公益財団法人 戸部眞紀財団は、日本国内の大学及び同等の研究機関に於ける、化学、食品科学、芸術学/デザイン学、体育学/スポーツ科学、及び経営学の分野の研究に対して、助成金を給付します。
対象分野: 化学、食品科学、芸術学/デザイン学、体育学/スポーツ科学、経営学
応募資格: (1)日本の大学、及び同等の研究機関(大学共同利用機関、公的機関等)に
  所属する研究団体、または研究者であること
(2)代表研究者の年齢が2024年4月1日現在で40才以下であること(国籍不問)
(3)モノマネではない独創的な発想を基にした革新的な研究であり、将来広く
  社会に貢献するものであること
採用件数: 25件(全分野合計)
助成金額: 年額100万円 (100万円以下の申請も可)
研究期間: 2024年10月1日より翌年9月30日までの1年間(半年間の延長あり)
応募方法と手続: (1)提出書類:
  ① 願書
  ② 推薦状(学長、研究科長等の推薦)
  ③ 在職証明書、他
    をPDFに変換のうえ、Webにて提出ください。

(2)提出期限:2024年4月19日(金曜日)23:59までにWebにて提出
応募願書、募集要項の詳細につきましては当財団ホームページをご覧ください。
応募・問合せ先: 公益財団法人 戸部眞紀財団 事務局
〒540-0021 大阪市中央区大手通三丁目2番21号
Mail Address:Tobe-Zaidan@otsuka.jp
https://tobe-maki.or.jp/

◯ 「NHK番組アーカイブス学術利用トライアル」2019年度第3回募集
NHKでは、NHKアーカイブスの保存番組を研究用に利用していただくトライアルへの参加研究者を募集しています。公募で採択された研究者は、東京ではNHK放送博物館・川口 NHKアーカイブス、大阪ではNHK大阪放送局の専用閲覧室で、ご希望の番組を研究用に閲覧することが出来ます。
募集対象者: 大学または高等専門学校、公的研究所に所属する職員・研究者、大学院生
募集研究数: 放送博物館(6組)・川口 NHKアーカイブス(2組)・大阪放送局(3組)
第3回閲覧期間: 2019年9月~11月 (1組 20日間まで利用可)
募集締切: 2019年6月28日
応募要項・詳細: http://www.nhk.or.jp/archives/academic/

◯ 石橋財団奨学金 (後期・受入)
本奨学金は、美術史を専攻する優秀な学生に対して奨学金を支給することにより、その分野でグローバルに活躍できる人材の育成に寄与すると共に、海外に留学する日本人学生と、海外から日本の大学に留学する外国人学生の双方を支援することにより、美術史の分野における日本と海外の大学間の相互交流を促進することを目的とする。
応募資格: 次の各号のすべてに該当する者。
(1)原則として 2019 年度内に、日本国内の大学(以下「大学」という。)の修士・博士課程(大学院研究生を含む)に入学するため、海外から出願する私費外国人留学生。日本国内の大学は、本奨学金寄付者と協議の上選定した指定校制とする。また、在留資格は留学であること。
(2)美術史を専攻する者
(3)留学の目的又は計画が明確で、修学の効果が期待できる者。
(4)経済的援助を必要とする者。
(5)心身共に健康であり、かつ品行方正で学業成績が優秀な者。
(6)授業等に適応することができる日本語能力を有する者。
(7)入学予定の大学の長の推薦を受けることができる者。
採用人数: 5 名程度
支給内容: 月額奨学金 150,000 円
支給期間: 2019 年 10 月より 2021 年 9 月まで
(ただし、大学における在籍期間中に限る。最長 2 年間。)
応募・推薦書類の提出期限: 019 年 6 月 18 日(火)本協会必着。なお、締切期日を過ぎた場合や提出書類に不備のある場合は、受理しない。また、提出書類は一切返却しない。
詳細: こちら
問い合わせ: 公益財団法人 日本国際教育支援協会 事業部国際交流課 ix@jees.or.jp

◯ 石橋財団奨学金 (後期・派遣)
本奨学金は、美術史を専攻する優秀な学生に対して奨学金を支給することにより、その分野でグローバルに活躍できる人材の育成に寄与すると共に、海外に留学する日本人学生と、海外から日本の大学に留学する外国人学生の双方を支援することにより、美術史の分野における日本と海外の大学間の相互交流を促進することを目的とする。
主な応募資格: 次の各号のすべてに該当する者。
(1)原則として 2019 年度内に海外の大学 (修士・博士課程)に正規生として入学予定の日本人学生。
(2)美術史を専攻する者。
(3)本奨学金の支給期間中、他の奨学金の支給を受けない者[貸与型(返済が必要なもの)奨学金、学費免除及び一時金は除く]
(4)留学の目的又は計画が明確で、修学の効果が期待できる者。
(5)経済的援助を必要とする者。
(6)心身共に健康であり、かつ品行方正で学業成績が優秀な者。
(7)授業等に適応することができる外国語能力を有する者。
(8)日本国内の大学の長の推薦を受けることができる者。日本国内の大学は、本奨学金寄付者と協議の上選定した指定校制とする。
採用人数: 5 名程度
支給内容: 月額奨学金 150,000 円
支給期間: 2019 年 10 月より 2021 年 9 月まで
(ただし、大学における在籍期間中に限る。最長 2 年間。)
応募・推薦書類の提出期限: 2019 年 6 月 18 日(火)本協会必着。なお、締切期日を過ぎた場合や提出書類に不備のある場合は、受理しない。また、提出書類は一切返却しない。
詳細: こちら
問い合わせ: 公益財団法人 日本国際教育支援協会 事業部国際交流課 ix@jees.or.jp

◯ 2018年鹿島美術財団 調査研究助成の募集について
現在、当財団では2018年5月授与の「美術に関する調査研究」助成の候補者を募集しています。
助成候補者になるためには、先ず推薦を受ける必要がありますので、助成を希望される方は、助成案内を熟読の上、当財団宛(bizaijosei@kajima-fa.or.jp)に下記内容記載のメールをお送りください。当方から推薦のために必要な書類を返信メールでお送りします。
記載事項
① 申請者本人の氏名、所属、肩書、連絡先(住所、電話番号)
② 推薦者の氏名、所属、肩書、連絡先(住所、電話番号)
※申請者及び推薦者の資格要件は募集要項に記載されています。
なお、推薦状の提出期限は、
郵送限定で2017年7月31日(月)財団必着です。

○ 平成26年度東洋学研究情報センター共同研究課題募集のお知らせ
公益財団法人 花王芸術・科学財団より「美術に関する研究奨励賞(推薦公募制)」のお知らせがありました。
目的: 美術に関する研究の振興と、若い研究者の育成を目的とします。
応募資格: 美術に関する専門的研究で一定の成果を挙げた、45歳以下(平成27年9月10日現在)の研究者で、原則として日本国籍を有される方。
※研究者、美術館の学芸員等が対象となります。
選考・結果通知: 選考委員会の審査を経て、理事会で決定します。
贈賞: 5名以内とし、正賞(賞状)ならびに副賞(1件あたり50万円)。
応募方法: 提出書類(申請書・推薦状)を揃えて、郵送にてお申し込み下さい。
受付期間は平成27年8月1日~9月10日(必着)とします。
募集要項・申請書のダウンロードならびに申請方法、詳細については下記をご参照ください。
http://www.kao-foundation.or.jp/award/art_research/index.html

◇ DNP文化振興財団「グラフィック文化に関する学術研究助成」の2015年度募集について
DNP文化振興財団より、「グラフィック文化に関する学術研究助成」の2015年度募集についてお知らせがありました。
■募集テーマ
A部門
  グラフィックデザイン、グラフィックアート全般をテーマとする研究
ポスター、書籍デザイン、ウェブ・デザイン、版画などを対象とするコミュニケーション、印刷複製、表現の理論、技術、知識、歴史をテーマとする学術研究。
例えば、美学・芸術学分野、視覚伝達論分野、美術・デザイン史分野、博物館学・アーカイブズ学分野、比較文化論分野、技法・技術・画像工学・保存科学分野、材料工学分野、美術教育学分野など。
B部門
グラフィックデザイナー、田中一光に関する研究
DNP文化振興財団が保有する田中一光アーカイブ(作品、写真、書類、蔵書等、4万点を超える資料群)を活用した、田中一光の業績、時代考察、社会的意義などをテーマとした研究。
助成対象 大学、美術館等の研究機関に所属する研究者(大学院修士課程在籍者以上)、またはそれに準じる研究実績のある者(大学教授または美術館館長の推薦のある者)
助成金額 1件につき上限50万円
助成期間 2015年11月~2017年3月31日
※1回を限度に継続研究も可(初年度に申請が必要です)
申請期間 2015年5月1日~7月10日(必着)
選考方法 審査委員会にて選考
募集要項・申請書のダウンロードならびに申請方法、詳細については下記をご参照ください。
http://www.dnp.co.jp/foundation/grants/

◇ ワシントン・ナショナル・ギャラリーからのフェローシップのお知らせ
ワシントン・ナショナル・ギャラリーから、2015~2016年度フェローシップ公募についてのお知らせがあります。
詳細は こちら

今回いただいたフェローシップのお知らせは、以下の2種です。各自ご確認ください。
   Senior Fellowship Program
   Visiting Senior Fellowship Program

◇ 財団法人 鹿島美術財団
提出期限
I. 「美術に関する調査研究」助成 推薦状:当該年度の7月末日
申請書:当該年度の9月末日
選考結果通知は翌年4月上旬
II. 美術に関する国際交流援助 随時。決定は2~3ヶ月後
III. 美術に関する出版援助 前年6月から当該年度5月末まで
選考委員会は7月
 詳細 こちら

科学研究費関連
平成30年度科学研究費補助金の公募について 
美術史学会員の皆様へのお知らせとお願い
平成30年度科学研究費補助金の公募要領等、以下のとおり日本学術振興会のホームページに掲載されたので、お知らせいたします。会員の皆さまには今年度もふるって応募くださるようお願い申し上げます。

日本学術振興会「平成30年度科学研究費助成事業-科研費-の公募について」
https://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/02_koubo/index.html

【文部科学省】
・新学術領域研究、特別研究促進費
http://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/hojyo/boshu/1394561.htm【公募要領ダウンロード】

【(独)日本学術振興会(科学研究費補助金)】
・特別推進研究、基盤研究(S・A・B・C)、挑戦的研究(開拓・萌芽)、若手研究
http://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/03_keikaku/download.html【公募要領ダウンロード】
・研究成果公開促進費
http://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/13_seika/keikaku_dl.html【公募要領ダウンロード】
美術史学会代表委員 遠山 公一
同 西支部代表委員 根立 研介
○ 平成27年度科学研究費補助金の公募について

 2014年9月
美術史学会員の皆様へのお知らせとお願い
 平成27年度科学研究費補助金の公募要領等、以下のとおり日本学術振興会のホームページに掲載されたので、お知らせいたします。会員の皆さまには今年度もふるって応募くださるようお願い申し上げます。

日本学術振興会「平成27年度科学研究費助成事業-科研費-の公募について」
  http://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/02_koubo/h27_koubo/index.html

【文部科学省】
・新学術領域研究、特定領域研究、特別研究促進費
  http://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/hojyo/boshu/1351562.htm【公募要領ダウンロード】

【(独)日本学術振興会(科学研究費補助金)】
・特別推進研究、基盤研究(S・A・B・C)、挑戦的萌芽研究、若手研究(A・B)、継続研究課題
  http://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/03_keikaku/download.html【公募要領ダウンロード】
・研究成果公開促進費
  http://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/13_seika/keikaku_dl.html【公募要領ダウンロード】

科研費応募に関する制限緩和について
 昨年度の公募から、日本学術振興会特別研究員(SPD・PD・RPD)の科研費応募に関する制限緩和が行われています。若手研究者による研究推進をおおいに奨励する機会ですので、ぜひ積極的に応募してチャレンジしてみてください。
 また、平成26年度から研究成果公開促進費の種目「研究成果公開発表」(シンポジウムの企画などの補助)の公募・審査・交付の業務が文部科学省から日本学術振興会へと移行しました。
 併せてご確認ください。
「系・分科・細目」改正について
 平成25年度の科学研究費補助金(以下、科研費)分より、「系・分科・細目」の大幅な改正が行なわれ、「美術史」の所属する「分科・細目」が変更されました。これまで「美術史」の所属先は「分科:哲学」、「細目:美学・美術史」でしたが、今回の見直しによって新設された「分科:芸術学」に所属先が変更され、単独の「細目:美術史」が新たに立てられました。

 従来は、申請先が「分科:哲学、細目:美学・美術史」と「分科:芸術学、細目:芸術学・芸術史・芸術一般」のふたつに分かれていましたが、改正後、単独の細目「美術史」に一本化され、申請しやすくなりました。また、申請書類(研究計画調書)に記入できるキーワードも大幅に増え、
  (1)日本・東洋美術史
  (2)西洋美術史
  (3)比較美術史
  (4)図像学・宗教美術史
  (5)建築史
  (6)工芸・意匠・服飾史
のなかから選択できるようになりました。

 科研費の申請件数は、その学問分野の進展状況を映し出すバロメータとして見られています。今回の細目一本化を機に、会員の皆さまの「分科:芸術学、細目:美術史」(細目番号3002)への活発な応募を期待しています。
科研費の仕組みについて
 科研費は採択率25パーセントといわれています。この数字は科研費の系、分科、細目の別なく、あてはまるものです。つまり、応募件数の多い細目は採択件数も多くなる仕組みです(前もって決められた予算をその細目の応募者が取り合う仕組みではありません)。同様に、最初の申請が不採択でも、二回目、三回目には採択の可能性が高くなります。

 このような科研費の基本的な仕組みを理解して申請すれば、採択への道が開けます。現実には、一度目の申請で採択されたという例はあまり聞きません。不採択を理由に別の研究を一から考え直すよりも、研究課題名は大幅に変えずに、研究の内容や実施計画を見直して再度申請するほうが得策です。

美術史学会代表委員 鈴木 廣之
同 西支部代表委員 根立 研介

◇ 科学研究費補助金の代表申請資格を得るために
   ―美術館・博物館のための研究機関指定申請マニュアル―

      こちら

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