美術史学会東支部では、下記の要領でシンポジウムを開催いたします。奮ってご参加ください。 |
担当:佐藤道信委員 |
「自国美術史はだれがつくるのか―自立の自画像、他立の自画像」 |
日時: |
2023年4月1日(土)13:00~ |
場所: |
zoomを使ったオンライン大会(事前申込制) |
参加申込み: |
美術史学会東支部大会参加申込フォーム(https://forms.gle/YqAQ7E4zZryVPtd47)にアクセスいただき、必要事項を入力してご送信ください。シンポジウムの前日までに、URLと参加用ID、パスワードをお知らせいたします。
申込締切 : 2023年3月26日(日)23:59
*自動設定により締切時刻後は送信できなくなりますので、余裕をもってお申込みください。
お問い合わせ先 : jahsereikai@gmail.com |
主催: |
美術史学会 |
開催趣旨: |
19世紀後半から20世紀初頭に成立した「日本美術史」は、当初、浮世絵・工芸
に偏重した西欧のジャボニスムと、公家・武家・仏教の美術を中心とする日本での歴史観との間に、大きなギャップがある形で成立し、やがて国内的には接合されていきました。また、中国では南宗画、日本では北宗画を中心とする「中国絵画史」にも、自他の大きなギャップがあるようです。ではヨーロッパではどうでしょうか。自国美術史をめぐる自他の認識にどのようなことが起こっているのかを、いくつかの事例からご紹介いただきたいと思います。 |
プログラム: |
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12:30 |
開場(オンライン) |
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13:00 |
開会挨拶:長岡龍作(学会代表) |
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13:05 |
趣旨説明:佐藤道信(担当委員) |
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13:15 |
発表1:フランス美術(ジヤポニスム)
馬渕明子(前国立西洋美術館長)
「フランス共和主義者が見た日本―ジャポニスムの時代」 |
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13:40 |
発表2:イタリア美術
越川倫明(東京芸術大学教授)
「ジョヴァンニ・モレッリ(1816-1891)、目利きにして愛国者」 |
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14:05 |
発表3:日本美術(近代以前)
長岡龍作(東北大学教授)
「宗教的世界の中の「日本」」 |
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休憩 |
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14:50 |
発表4:日本美術(近代以降)
佐藤道信(東京芸術大学教授)
「帝国の美術史、ジヤポニスム、戦後の美術史」 |
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15:15 |
発表5:中国美術
塚本麿充(東京大学東洋文化研究所教授)
「近代・中国美術コレクションと学説の成立―東アジア論の陥穽まで」 |
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15:40 |
休憩 |
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15:55 |
討論・質疑:鈴木廣之(遠山記念館館長) |
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16:55 |
閉会挨拶:佐藤道信(担当委員) |