美術史学会東支部では、下記の要領でシンポジウムを開催いたします。奮ってご参加下さい。 |
担当:塚本麿充委員 |
模写・模本とその新しい価値-アーカイヴから記録、鑑賞まで- |
日時: |
2022年4月3日(日)13:00〜 |
場所: |
zoomを使ったオンライン大会(事前申込制) |
参加申込み: |
https://forms.gle/VhjHYR9Atvab6Zw87にアクセス頂き必要事項を入力してご送信ください。例会の前日までに、例会用のURLと参加用ID、パスワードをお知らせいたします。
申込締切:2022年4月1日(金)23:59
*自動設定により締切時刻後は送信できなくなりますので、余裕をもった申込をお願い致します。
お問い合わせ先: jahsereikai@gmail.com |
主催: |
美術史学会 東京藝術大学大学美術館 |
併催: |
「藝大コレクション展 2022 春の名品探訪 天平の誘惑」
(東京藝術大学大学美術館、2022年4月2日(土) - 2022年5月8日(日)) |
開催趣旨: |
従来、模写・模本は失われたオリジナル作品の図様復元の材料など補助的な役割を担わされてきた。しかし近年おこなわれた展覧会では、それらが積極的に活用され、また付属資料の見直しによって作品の新しい価値が再発見されている。
今回はこれら近年の実践、研究の発展をふまえ、近世から近代にかけてつくられた模写・模本の活用とその地域ネットワーク、記録、保存、鑑賞などの新しい価値発見の方法論、可能性を議論し、あわせて将来の展示・公開をふくめた研究発展の方向性をさぐる機会とする。 |
プログラム: |
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13:00 |
開会挨拶 三浦篤(代表委員) |
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13:00-13:10 |
趣旨説明 塚本麿充(担当委員) |
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13:10-13:30 |
発表1 金井裕子(東京国立博物館)
「木挽町狩野家伝来資料の課題と展望」 |
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13:30-13:50 |
発表2 小林優(足立区立郷土博物館)
「地域における粉本資料伝来の諸相 −足立区文化遺産調査の成果から−」 |
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13:50-14:10 |
発表3 加藤祥平(徳川美術館)
「尾張徳川家の唐絵の再発見―道具帳や附属品から―」 |
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14:10-14:30 |
発表4 野田麻美(静岡県立美術館)
「美しい模写の探求―狩野探幽、栄信を中心とする江戸狩野派の模本、直模作品、倣古図についての考察― 」 |
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14:30-14:50 |
発表5 古田亮(東京藝術大学大学美術館)
「近代における模本の諸問題 東京藝大所蔵品を中心に」 |
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14:50-15:10 |
休憩20分 |
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15:10-16:00 |
総合討論
模写・模本の未来を語ろう―人・展示・データベース―
ディスカッサント:廣海伸彦(出光美術館)(10分)
司会 安永拓世(東京文化財研究所) |
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16:10頃~ |
オンラインギャラリートーク配信(古田亮) |