美術史学会西支部では、美術史学会と公益財団法人泉屋博古館との主催により、下記の要領でシンポジウムを開催いたします。奮ってご参加下さい。
*事前申し込み不要
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担当:筒井忠仁 委員 |
『往還する東アジアの花鳥画』 |
日時: |
2019年 11月 2日(土) 13:00~16:00
(展示観覧は10:00~17:00)
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場所: |
泉屋博古館 講堂
交通アクセス:こちら |
定員: |
80名 ※別途20名定員の一般聴講あり |
主催: |
美術史学会、公益財団法人泉屋博古館 |
併催: |
泉屋博古館秋季企画展
「花と鳥の四季―住友コレクションの花鳥画―」 |
開催趣旨: |
花鳥画は、近代以前の東アジアにおいて、絵画芸術の主要な題材の一つであり続け、多くの作品が生み出されてきました。その様式は主に中国国内で発展を遂げ、様々な形で周辺諸国に影響を与えてきたことが知られています。近年その具体的な様相の解明が進み、これまで以上に中国様式の影響の大きさが明らかになる一方で、中央と周縁の一元的な関係性だけでは捉え切れない側面も浮き彫りとなってきました。
本大会では、泉屋博古館が開催する住友コレクションの花鳥画展に因み、各研究者による花鳥画分野における近年の研究成果を参照し、東アジア花鳥画研究の最前線に触れる機会としたいと思います。 |
プログラム: |
12:30 |
受付開始 |
13:00~13:10 |
冒頭挨拶 根立研介(美術史学会 西支部代表委員)
廣川守(泉屋博古館 館長)
趣旨説明・司会 筒井忠仁(京都大学 准教授) |
13:10~13:40 |
発表「住友家の花鳥画コレクションについて」
実方葉子(泉屋博古館 学芸課長) |
13:40~14:10 |
発表「花鳥画史からみた呂紀と沈南蘋の位置づけについて」
竹浪遠(京都市立芸術大学 准教授) |
14:10~14:20 |
休憩 |
14:20~14:50 |
発表「南蘋ショックと江戸時代絵画」
綿田稔(文化庁 文化財調査官) |
14:50~15:20 |
発表「日本と朝鮮半島における南蘋様式の往還」
井戸美里(京都工芸繊維大学 講師)
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15:20~15:30 |
休憩 |
15:30~16:00 |
討論・質疑応答 |
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シンポジウムへの参加方法: |
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西支部大会への参加を希望される方は、当日12時30分より、泉屋博古館の講堂前にて受付いたします。学会員向けにお送りした西支部大会の案内メールを紙またはスマートフォン画面等でご提示いただき、資料をお受け取り下さい。聴講希望者多数の場合は、着席いただけない場合があります事を御了承願います。 |
特別展観覧の方法: |
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西支部大会当日に限り、開催中の「花と鳥の四季―住友コレクションの花鳥画―」を開館時間内にご観覧いただけます。泉屋博古館観覧券売り場前にて学会員向けにお送りした西支部大会の案内メールを紙またはスマホ画面でご提示いただき、学会員入館証をお受け取りの上、御入館下さい。 |
展覧会の詳細: |
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https://www.sen-oku.or.jp/kyoto/program/index.html |
お問合せ: |
公益財団法人泉屋博古館
〒606-8431京都市左京区鹿ヶ谷下宮ノ前町24
Tel: 075-771-6411 Fax: 075-771-6099
美術史学会西支部事務局
〒562-8532 大阪府豊中市待兼山町1-5
大阪大学文学研究科 芸術史講座 気付
gakkaiwest@gmail.com |