演題: |
ミュージアムのサステナビリティ ―日本の国立美術館・博物館の財務分析を中心に― |
日時: |
2017年3月4日(土) 14:00 – 16:00 (開場13:30) |
会場: |
慶応大学三田キャンパス 東館ホール
交通アクセス:こちら
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講師: |
小津稚加子(九州大学大学院経済学研究院・国際経済経営部門 准教授) |
主催: |
美術史学会 |
後援: |
全国美術館会議、日本アートマネジメント学会、文化資源学会 |
講演要旨: |
独立行政法人化によって、ミュージアムの事業に企業会計に似た財務手法が適用された。そして、納税者への情報開示が増した。本報告では、国立科学博物館、国立美術館、国立文化財機構の財務データを分析し、財務からみた現状を明らかにする。財務的に厳しくなったという感覚は、客観的に説明可能なのか。なぜ独法化され、どのような変化が生じたのか。分析結果を踏まえ、ミュージアムがこれからもサステナブルであり続けるための見通しについて議論する。
(注)本報告で扱うミュージアムとは国立博物館・美術館である。ミュージアムは運営主体が都道府県立、公益財団法人、企業、大学であるかによって財源が異なるため、問題の所在も将来の見通しも異なる。本報告では、国立ミュージアムに焦点を当てて論じる。 |
プログラム: |
13:30 |
開場(受付開始) |
14:00 |
開会挨拶:遠山公一(美術史学会代表委員) |
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趣旨説明:美術館博物館委員会 |
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講 演:小津稚加子(九州大学)
講演趣旨 こちら |
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閉会の辞 |
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※学会員以外の一般参加も可。 |
お問合せ: |
〒166-8532 東京都杉並区和田3-30-22 大学生協事業センター
美術史学会係 Tel: 03-5307-1175 E-mail: jahs@univcoop.or.jp |