アート・ドキュメンテーション研究会から、美術史学会会員向けに以下のお知らせがきています。

国際シンポジウム
「東アジアにおける美術・文化財情報のネットワーク化を考える」

(美術史学会後援行事)

ご案内


  アート・ドキュメンテーション研究会は、創立15周年記念行事として、標記の国際シンポジウムを開催いたします。日本、中国、韓国の美術情報活動(アート・ドキュメンテーション)の様子を知り、今後の3国における美術情報の連携問題を考えるまたとない機会ですので、是非、ご参加ください。
1.趣旨
  東アジア(日中韓)の美術作品・文化財は互いに関連しており、日中韓でこの分野の情報に関する相互協力体制を構築することが求められています。
  今回の国際会議では、日中韓から美術図書館と美術作品・文化財データベースの専門家を招き、それぞれの国におけるこれらの分野の状況を発表していただくと共に、これらの方々によるパネル・ディスカッションを行います。このことを通じて、相互理解を深め、相互協力体制を構築するための基礎を築きたいと考えています。
(趣旨等について詳しくは、当会サイトをご覧ください:http://wwwsoc.nii.ac.jp/jads/

2.主催・後援等
主催: アート・ドキュメンテーション研究会
共催: 兵庫県立美術館
協賛: 早稲田システム開発株式会社
助成: 国際交流基金アジアセンター
後援: 美術・文化(財)、美術館・博物館係団体
美術史学会、美学会、全国美術館会議、民族藝術学会、
文化資源学会、アート・マネージメント学会、ミュージアム・マネージメント学会
図書館・情報系団体
日本図書館協会、情報科学技術協会、日本図書館研究会、西日本図書館学会、
情報知識学会、情報メディア学会、科学技術振興機構、情報文化学会、音楽図書館協議会
デジタル・コンテンツ系団体
デジタルコンテンツ協会、地域文化デジタル化推進協議会
アーカイブズ・記録管理系団体
記録管理学会、全国歴史資料保存利用機関連絡協議会
コンピュータ系団体
情報処理学会(コンピュータと人文科学研究会)
(5月25日現在。順不同。
 なお、後援団体が増えた場合は、順次、当会Webサイトに掲載予定)
3.日時
 2004年 8月6日(金)、7日(土)

4.会場
兵庫県立美術館ミュージアムホール
(この美術館は、西日本最大級の美術館として一昨年オープンしました。建物は、世界的に有名な安藤忠雄氏の設計によるものです。国際シンポジウム期間中には、「チャイナドリーム」という中国美術の特別展が開催されています。)
所在地:〒651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1
TEL: 078(262)0901
URL:http://www.artm.pref.hyogo.jp/
アクセス:
・新幹線新神戸駅からタクシーで約10分、
・ もしくは、新神戸駅から地下鉄乗車、三ノ宮駅(約3分)下車、その後、三ノ宮駅から阪神乗車、岩屋駅(約4分)下車、徒歩約8分、
・もしくは、三宮駅からJR乗車、灘駅(約2分)下車、徒歩約10分
5.プログラム
8月6日(金)
受付 10:30〜11:00
開会挨拶 11:00〜11:10
趣旨・概要説明 11:10〜11:20
事務連絡 11:20〜11:30
  セッション1 東アジア美術の関係性と情報共有の必要性
 発表  11:30〜12:15
   「東アジアの近代絵画をめぐって」(仮題)
  
越智裕二郎氏(兵庫県立美術館館長補佐)
 昼休  12:15〜13:20
  セッション2 東アジアにおける美術図書館の現状と相互協力の可能性
 事前解説 13:20〜13:30
 発表 13:30〜14:00
   「ARLIS/Asiaの可能性を目指して」(仮題)   
  水谷長志氏(東京国立近代美術館企画課主任研究官)
 発表 14:00〜15:00
   「中国における美術作品と文物のコレクションおよびそれに関する情報: 北京故宮博物院を中心に」(仮題)
  朱賽虹氏(北京故宮博物院図書館副館長・研究館員)
 休憩 15:00〜15:10
 発表 15:10〜16:10
「韓国の美術・文化財の情報化の現状」(仮題)
  金達鎮氏(金達鎮美術研究所所長)
 休憩 16:10〜16:20
 パネル・ディスカッション 16:20〜17:40
水谷長志氏、朱賽虹氏、金達鎮氏
司会:波多野宏之氏(駿河台大学文化情報学部教授)
 休憩・移動 17:40〜18:00
 懇親会 18:00〜19:30
8月7日(土)
 展覧会・会場見学10:00〜10:50)/受付10:20〜10:50
  セッション3 東アジアにおける美術作品・文化財データベースの現状と相互協力の可能性
 事前解説 10:50〜11:00
 発表 11:00〜11:30
「情報共有の理念と現実」(仮題)
   高見沢明雄氏(元東京国立博物館事業部情報課長)
 発表 11:30〜12:30
「中国における美術館コレクションのデジタル化」
   王春氏(中国美術館情報センター副研究館員)
 昼休 12:30〜13:40
 発表 13:40〜14:40
「韓国の文化情報化政策: 国家文化遺産及び文化芸術総合情報システムを中心に」(仮題)
   孔逢錫氏(韓国文化観光部企画管理室情報化担当官室電算事務官)
 休憩 14:40〜14:50
 パネル・ディスカッション 14:50〜16:10
高見沢明雄氏、王春氏、孔逢錫氏
司会
田良島哲氏(東京国立博物館事業部情報課情報管理室長)
 閉会挨拶 16:10〜16:20
 *なお、中国、韓国の発表者の通訳として、下記の方が参加されます。
     李常慶氏(北京大学情報管理学部助教授)
     崔錫斗氏(京畿大学文献情報学科待遇教授)

6.資料代等
  資料代・特別展「チャイナドリーム」のチケット代として、以下の金額を頂戴します。
   当会会員、共催・後援団体会員:1500円(学生1000円)
   非会員                :2000円(学生1500円)

7.懇親会費
    4000円(学生2000円)

8.参加申し込み
  
7月24日までに、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、当会会員および共催・後援団体会員か否か、懇親会に参加するか否かを明記の上、下記にご連絡ください。
なお、後援団体会員はその団体名をもご明記ください(美術史学会は後援団体です)。

   〒611-0002 京都府宇治市木幡金草原60-6 びぶりおん気付
             アート・ドキュメンテーション研究会事務局
   fax:0774-33-3969
   メール: ldt02307@nifty.ne.jp
*事前に申し込み不可能な方は、当日受付をいたします。ただし、事前に人数を把握したいので、できるだけ7月24日までにお申し込みください。なお、万一満席になりました場合は、当日受付をお断りすることもありえますので、ご注意ください。

9.その他
  最新情報は、当会のWebサイトをご覧下さい。
    http://wwwsoc.nii.ac.jp/jads/


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