第73回 美術史学会全国大会

令和2年12月12日(土)〜13日(日)
オンラインによる開催(参加方法は 全国大会サイト をご覧下さい。)



プログラム

12月12日(土)
研究発表
〈A分科会 (日本・東洋)〉    
A-1 10:30−11:10 伝趙令穣筆《秋塘図》再考 ――北宋リアリズムの観点から――
汪 文磊 同志社大学 要旨
A-2 11:10−11:50 董其昌筆「秋興八景図冊」について ――着色画の筆墨表現――
飛田優樹 東京大学 要旨
[昼休み 1時間]  
A-3 12:50−13:30 中国・宋時代の挿花文化における花器について 李 含 学習院大学 要旨
A-4 13:30−14:10 四天王寺所蔵 聖徳太子絵伝六幅本における妃の行方
――注釈書に見る太子伝と絵伝の相関――
鈴木照葉 慶應義塾大学 要旨
[休憩 20分]
A-5 14:30−15:10 東寺講堂持国天像の様式について 奥野早輝子 福井県教育委員会 要旨
A-6 15:10−15:50 観心寺如意輪観音像の造像について 三橋由吾 早稲田大学 要旨
[休憩 20分]  
A-7 16:10−16:50 興福寺西金堂伝来八部衆立像の尊名について 吉村稔子 神田外語大学 要旨
〈B分科会 (西洋)〉  
B-1 10:30−11:10 コンラート・ヴィッツと初期ネーデルラント絵画
――《人間救済の鏡祭壇画》を中心に――
沖 澄弘 アムステルダム大学 要旨
B-2 11:10−11:50 コピー制作にみる模倣と革新
――ブリューゲル父子の《死の勝利》を中心に――
香月比呂 九州大学 要旨
  [昼休み 1時間]    
B-3 12:50−13:30 ヴァザーリの歴史観とラファエロ
――ピッコローミニ図書館壁画の素描の問題――
永井裕子 日本女子大学 要旨
B-4 13:30−14:10 アーニョロ・ブロンヅィーノ作《アポロンとマルシュアス》
――風景の源泉とパラゴーネ――
瀬戸はるか 東北大学 要旨
  [休憩 20分]    
B-5 14:30−15:10 絵画家としてのシモン・ベニング ――再発見された《聖母子と二天使》―― 杉山美耶子
 日本学術振興会/青山学院大学
要旨
B-6 15:10−15:50 ナバレーテ《聖ヤコブの殉教》 ――ネーデルラント美術受容を中心に―― 河本真夕 神戸大学 要旨
  [休憩 20分]    
B-7 16:10−16:50 サン=フロレ聖堂壁画様式研究――作者同定について― 勝谷祐子
 早稲田大学/ストラスブール大学
要旨
B-8 16:50−17:30 ポンペイ、「黄金の腕輪の家」32室の壁画とその周辺
――制作状況と図像プログラムの考察――
氷見野夏子 東京大学 要旨



12月13日(日)
●研究発表
〈C分科会(日本・東洋)〉    
C-1 10:30−11:10 御室焼仁清・色絵変遷に関する研究の再解釈
――尾形深省筆『陶工必用』と、最新の研究成果をたよりに――
宮川菜々子 愛知県陶磁美術館 要旨
C-2 11:10−11:50 呉春筆泊船図襖(醍醐寺三宝院)について
――呉春の絵画理念との関連から――
仁方越洪輝 大和文華館 要旨
  [昼休み 1時間]    
C-3 12:50−13:30 菱田春草の欧米遊学と J. McN. ホイッスラー 田邉咲智 関西大学 要旨
C-4 13:30−14:10 山本芳翠作《十二支》研究 黒木彩香 宇都宮美術館 要旨
  [休憩 20分]    
C-5 14:30−15:10 岡本太郎と記録芸術 ――油彩《青空》(1954)を中心に―― 佐々木秀憲 川崎市岡本太郎美術館 要旨
C-6 15:10−15:50 斎藤清のコラグラフ作品に関する一考察 伊藤たまき やないづ町立斎藤清美術館 要旨

〈D分科会 (西洋)〉
 
D-1 10:30−11:10 ベルニーニ作《キリストの血》――磔刑と「血の海」についての一考察――
荒木智子 東京藝術大学 要旨
D-2 11:10−11:50 シモン・ヴーエ作《キリストの神殿奉献》に描かれた黒山羊のモチーフ 伊藤里華 東京藝術大学 要旨
  [昼休み 1時間]    
D-3 12:50−13:30 初期ラファエロの活動におけるペルジーノのファーノ祭壇画の位置づけ 伊藤拓真 神戸女学院大学 要旨
D-4 13:30−14:10 パリス・ボルドーネのアウクスブルク滞在
――シュマルカルデン戦争(1546-47年)後のバイエルンにおけるヴェネト画家の活躍――
久保佑馬 東京大学 要旨
[休憩 20分]
D-5 14:30−15:10 ヴィクトール・プルヴェによるイッシー=レ=ムリノー庁舎装飾画《人生》
――慈愛像と楽園図像の社会的文脈――
原田佳織 お茶の水女子大学 要旨
D-6 15:10−15:50 ウォーターハウス《オルフェウスの首を見つけたニンフたち》(1900年)
――世紀転換期の象徴主義とその国際性の視点から――
伊藤ちひろ 関西学院大学 要旨
[休憩 20分]
D-7 16:10−16:50 フランシス・ベーコンにおけるスペース・フレームについて 尹 志慧 同志社大学 要旨
D-8 16:50−17:30 ヨーゼフ・ボイス初期作品における国民社会主義の表象
――同時代催事および言説の分析――
水野 俊 慶應義塾大学 要旨

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