第69回 美術史学会全国大会

平成28年5月27日(金)〜29日(日)
筑波大学大学会館・つくば国際会議場


プログラム

5月27日(金)筑波大学大学会館  
受付 09:00〜 3階「ホワイエ」 

研究発表 (午前 10:00-12:00)
〈分科会1〉 3階「ホール」  
10:00-10:40 《ゲネレオス群像》の再解釈
—サモスにおける女神ヘラ信仰と彫像制作—
髙橋 翔
筑波大学
要旨
10:40-11:20 『ビブル・モラリゼ』(オックスフォード=パリ=ロンドン版)における「イコノクラスム」と「未完成」の問題 —偶像と青銅の蛇をめぐって— 竹田 伸一
名古屋大学
要旨
11:20-12:00 ラクイラ近郊フォッサ、サンタ・マリア・アド・クリプタス聖堂北壁装飾
—聖母晩年伝と終末思想—
桑原 夏子
フィレンツェ大学
要旨

〈分科会2〉
  

3階「国際会議室」  
10:00-10:40 近代における絵巻復興
—前田青邨筆「御輿振」についての考察—
塩田 釈雄
茨城県天心記念五浦美術館
要旨
10:40-11:20 龍子個展からみた青龍社の活動展開について
—第五回個展を中心に—
木村 拓也
大田区立龍子記念館
要旨
11:20-12:00 「特異児童作品展」の開催経緯と反響
—1920−30年代における童心主義の展開—
忠 あゆみ
鹿沼市立川上澄生美術館
要旨

研究発表 (午後 13:15〜16:15) 
   
〈分科会1〉 3階「ホール」
13:15-13:55 再考 法隆寺献納宝物「海磯鏡」 植松 勇介 要旨
13:55-14:35 東寺所蔵『真言七祖像』の再検討
—その名号及び行状文の執筆者をめぐる問題について—
加藤 詩乃
青山学院大学
要旨
(休憩20分)    
14:55-15:35 《彦火々出見尊絵巻》制作の意義に関する一考察 苫名 悠
京都大学
要旨
15:35-16:15 静岡県指定文化財「富士参詣曼荼羅」の特質と機能 久野 華歩
学習院大学
要旨

〈分科会2〉
  

3階「国際会議室」
13:15-13:55 カルロ・カッラの形而上絵画におけるフォルムの探究 池野 絢子
京都造形芸術大学
要旨
13:55-14:35 ギュスターヴ・ジェフロワ計画によるタピスリー連作「フランスの諸地域と諸都市」—アドルフ・ヴィレットに基づく《パリ万歳》を中心に— 岡坂 桜子
東京藝術大学
要旨
(休憩20分)    
14:55-15:35 フランス第三共和政の美術行政と芸術
—ジュール・ダルーによる《共和国の勝利》を例として—
安藤 智子
清泉女子大学
要旨
15:35-16:15 レイモン・デュシャン=ヴィヨンの作品における身体像の展開と機械のイメージ、1913年−1918年 松井 裕美
名古屋大学
要旨
『美術史』論文賞表彰式(16:30〜16:50) 3階「ホール」

総会(16:50〜17:30) 3階「ホール」



5月28日(土) 午前:筑波大学大学会館;午後:つくば国際会議場
午前受付 08:45〜 筑波大学大学会館 3階「ホワイエ」
研究発表(09:30〜12:25)
〈分科会1〉 3階「ホール」    
09:30−10:10 木村蒹葭堂筆「蒹葭堂雅集図」の史的意義
—18世紀後半の日韓における日本文人の表象—
朴 晟希
東京大学
要旨
10:10−10:50 「常陸名所図屏風」に描かれた景観とその表現意識
—近世名所図屏風の系譜に照らして—
猪岡 萌菜
千葉大学
要旨
(休憩15分)    
11:05−11:45 円山応挙の画業再考 —原在中との比較による— 村上 敬
日本学術振興会/関西大学
要旨
11:45−12:25 蕭白画と文芸 —鷹と動物を中心に— 波瀬山 祥子
大阪大学
要旨

〈分科会2〉 

3階「国際会議室」
   
09:30−10:10 リチャード・セラの最初期屋外彫刻 —1970年東京ビエンナーレ
「人間と物質」展出品作品《環で囲む—底板(ヘクサグラム)》
To Encircle: Base Plate (Hexagram)
大前 美由希
慶應義塾大学
要旨
10:10−10:50 バ—ネット・ニューマンの1960年代後半における自己の再定位
—財団所蔵書簡の分析を通じて—
吉田 侑李
ライス大学
要旨
(休憩15分)    
11:05−11:45 敦煌における五代時期の仏画制作をめぐって
—日本所在の10世紀敦煌画の位置付け—
田林 啓
白鶴美術館
要旨
11:45−12:25 カーピシー派ガンダ—ラ彫刻の再検討
—獅子座の形式分類をてがかりに—
上原 永子
名古屋大学
要旨

午後受付 13:30〜 つくば国際会議場 2階「大ホール入口前ロビー」
当番機関企画(14:30〜17:30) 2階「大ホール」
  
シンポジウム「礼拝空間 ―超越者と対峙する場の創造―」
パネリスト 木俣元一 名古屋大学 + 喜多崎親 成城大学 + 長岡龍作 東北大学 + 守屋正彦 筑波大学
司会・進行 長田年弘 
筑波大学
 
  要旨
14:30−14:45 趣旨説明 長田 年弘
14:45−15:10 ゴシック聖堂の展示プログラム 木俣 元一
15:10−15:35 機能する様式
—19世紀パリのサン=ヴァンサン=ド=ポール聖堂を中心に—
喜多崎 親  
15:45−16:10 仏教の礼拝空間 —超越者との交感と美術— 長岡 龍作  
16:10−16:35 儀礼空間の表象 —日本の孔子像の変遷について— 守屋 正彦  
 
懇親会 (18:00〜20:00) 1階「大会議室101+102」



5月29日(日) つくば国際会議場
受付 09:00〜 2階「大ホール入口前ロビー」
 
研究発表(午前 10:00-12:00)
〈分科会1〉 2階「大ホール」    
10:00-10:40 ティツィアーノ作ヴェネツィア旧サン・ニッコロ・デイ・フラーリ聖堂祭壇画 —図像改変についての考察— 平松 直
神戸大学
要旨
10:40-11:20 ピントリッキオの円形聖母子画におけるトスカーナ地域伝統の受容 永井裕子
東京大学
要旨
11:20-12:00 ヴェルサイユ宮殿鏡の間
—ドーマー窓を中心とした設計プロセスの再検討—
米村友希
慶應義塾大学
要旨

〈分科会2〉

2階「中ホール200」
   
10:00-10:40 18世紀フランスの軟質磁器の技術的・様式的変遷とその背景への試論
—中国・日本陶磁、イラン陶器との関連性の視点から—
長久智子
愛知県陶磁美術館
要旨
10:40-11:20 柿右衛門様式研究
—延宝期における肥前磁器の文様表現について—
松浦里彩
國學院大學
要旨
11:20-12:00 天明釜再考 —その造形および編年を中心に— 平 竜次
浅草寺
要旨

研究発表(13:15〜16:55*)
 *分科会2は16:15まで
〈分科会1〉 2階「大ホール」    
13:15−13:55 「異」なる功臣 —「夷酋列像」の制作と受容— 春木晶子
北海道博物館
要旨
13:55−14:35 浮世絵にみる母と子の図像
—喜多川歌麿と寛政期の出版統制を中心に—
洲脇朝佳
國學院大學
要旨
(休憩20分)  
14:55−15:35 歌川国貞の初期画業について
—豊国門下内での代筆問題に関連して—
兼松藍子
早稲田大学
要旨
15:35−16:15 谷文晁筆「東海道勝景」(永青文庫蔵)の制作について 中村真菜美
大阪大学
要旨
16:15−16:55 維摩と文殊
—河鍋暁斎筆「大和美人図屏風」に込められた寓意—
曽田めぐみ
日本学術振興会/東京大学
要旨
〈分科会2〉 2階「中ホール200」    
13:15−13:55 エドゥアール=ジョセフ・ダンタン《人体からの型取り》について
—「芸術家のアトリエ」における「型取り」とその言説—
請田義人
東京大学
要旨
13:55−14:35 エゴン・シーレの肖像画にみる身振り
—その生成過程と意図について—
福間加代子
京都大学
要旨
〈休憩20分〉  
14:55−15:35 金山明の電動機器による描画
—具体美術協会におけるその意義—
加藤瑞穂
大阪大学総合学術博物館
要旨
15:35−16:15 イサム・ノグチ作《死(リンチされた人体)》に見る人種差別へのまなざし 内山尚子
お茶の水女子大学
要旨

All Rights Reserved, Copyright(C) 2002- The Japan Art History Society