第75回 美術史学会全国大会

令和4年5月20日(金)〜22日(日)



プログラム

5月20日(金)
研究発表 オンライン配信
〈分科会A〉  
10:00〜10:40 東京藝術大学神将像の彫刻史的意義
―梁代神将像の伝播に関する検討を通じて―
柘植 健生
(大津市歴史博物館)
要旨
10:40〜11:20 中近世における龍図の様式的展開 清水 亮佑
(成城大学)
要旨
11:20〜12:00 下村観山筆「不動尊」研究 ―晩年の仏画制作に関する一考察― 本間 真理
(学習院大学)
要旨
〈分科会B〉
10:00〜10:40 フランチェスコ会厳格派が結ぶティツィアーノとラファエロ
―《ゴッツィ祭壇画》と《フォリーニョの聖母》における「無原罪の御宿り」の考察から―
大熊 夏実
(京都市立芸術大学)
要旨
10:40〜11:20 画商ポール・デュラン=リュエルの英国における活動とその意義 玉生 真衣子
(東京大学)
要旨



5月21日(土)
研究発表 東京大学よりオンライン配信
〈分科会C〉  
9:00〜9:40 尊星王像成立考 ―冠の動物表象を中心に― 孫 語崎
(慶應義塾大学)
要旨
9:40〜10:20 西往寺所蔵木造宝誌立像の制作事情について 長井 里緒奈
(早稲田大学)
要旨
10:20〜11:00 奈良・如意輪寺所蔵 源慶作厨子入り蔵王権現立像について
―13世紀興福寺との関係に着目して―
松井 美樹
(東北大学)
要旨

総会・『美術史』論文賞表彰式  12:00~13:30/東京大学よりオンライン配信
  


シンポジウム「移住者たちの美術」 14:00~18:00/東京大学よりオンライン配信  
当番校挨拶 秋山 聰
(東京大学)
 
基調報告 近代美術と文化の力学 ―留学、滞在、移住のもたらすもの― 三浦 篤
(東京大学)
 
報告 時差と偏向 ―中国絵画の伝播と受容における画家の不在― 井手 誠之輔
(九州大学)
 
イスラーム地域の画家の移動 ―16世紀を中心に― 桝屋 友子
(東京大学)
 
初期近代の植民地主義と「移住者たちの美術」 岡田 裕成
(大阪大学)
 
第二次世界大戦後の美術におけるディアスポラの諸相 池上 裕子
(神戸大学)
 
討議 ディスカッサント
 芳賀 京子 (東京大学)
 増記 隆介 (東京大学)
 


5月22日(日)  東京大学よりオンライン配信
研究発表 東京大学よりオンライン配信  
〈分科会D〉 
10:00−10:40 嵯峨天皇「光定戒牒」と唐代皇帝御書 陳 雪溱
(東京大学)

要旨
10:40−11:20 萩博物館所蔵「葵紋付亀甲模様小袖」の服飾史的位置付け 福島 雅子
(学習院女子大学)

要旨
11:20〜12:00 光悦茶碗の価値形成過程
─近世中期における使用・収集・再生産の検証を通じて─
讃井 瑞祥
(東京大学)

要旨
〈分科会E〉
10:00〜10:40 ザンクト・ガレン修道院における《ハルトムートの大型聖書》プロジェク
ト ―『創世記』のイニシアルIの装飾を中心に―
龍 真未
(チューリヒ大学)

要旨
10:40〜11:20 ニコラ・プッサン作《蛇に追われる男のいる風景》の主題とその典拠について 瀧 良介
(東京大学)

要旨
11:20~12:00 平和による専制政治 ―仮面劇『アルビオンの勝利』の記念画としてのアントニー・ヴァン・ダイク作 《チャールズ一世とヘンリエッタ・マライア王妃》 小笠原 美果
(政治経済研究所)

要旨
〈分科会F〉
13:00〜13:40 土佐光信筆「硯破草紙絵巻」研究 河合 由里絵
(神戸大学)
要旨
13:40〜14:20 円山応挙の初期画業における「華洛四季遊戯図巻」(徳川美術館蔵)の位置づけ 竹崎 宏基
(東京大学)
要旨
14:30〜15:10 三越時代の非水
―『みつこしタイムス』にみる、やまと絵の意匠―
山口 希
(國學院大學)
要旨
15:10〜15:50 日本の対外宣伝グラフ雑誌に見る中国仏教史跡調査
―雑誌『CANTON』における関野貞「雲岡と龍門」の掲載を中心に―
陳 鶯
(京都工芸繊維大学)
要旨
15:50〜16:30 北村西望の「石膏直付け法」における近代塑造技法の転換点 土方 浦歌
(井の頭自然文化園彫刻園)
要旨
〈分科会G〉
13:00〜13:40 ウィリアム・ブレイク《アダムを創造するエロヒム》における暗い太陽
―「偽りの太陽」の絵画表現―
中嶋 康太
(慶應義塾大学)
要旨
13:40〜14:20 ファン・ゴッホ生成変容史
―相続 作品伝播 美術市場 文化産業―
圀府寺 司
(大阪大学)
要旨
14:30〜15:10 エルネスト・シェノーの美術批評
―ギュスターヴ・モローの評価史をめぐって―
齋藤 達也
(東京大学)
要旨
15:10〜15:50 ロジェ・マルクスの「社会芸術」思想とルネ・ラリック
―1925年のアール・デコ博を中心に―
青木 智子 要旨

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