第74回 美術史学会全国大会

令和3年5月14日(金)〜16日(日)
オンライン形式による開催(2021年4月30日 更新)



プログラム

5月14日(金)
午後の部
研究発表
〈分科会A〉    
13:30−14:10 東寺所蔵元禄本「現図曼荼羅」制作の史的意義―仁和寺における開眼供養を中心として― 上嶋悟史 宮内庁三の丸尚蔵館 要旨
14:10−14:50 金光明最勝王経金字宝塔曼荼羅図の再検討 佐藤優 大阪大学 要旨
14:50−15:30 法隆寺伝来「蜀江錦」〈赤地獅子鳳凰円文錦〉及び〈赤地小格子連珠花文錦〉の制作年代の再検討 廣谷妃夏 東京国立博物館 要旨
15:30−15:45 [休憩]
15:45−16:25 長谷川等伯と法眼落款 ―智積院蔵「十六羅漢図屛風」を中心に 三宅良宜 奈良大学 要旨
16:25−17:05 「歴史画」としての清少納言図―「香炉峰の雪」の章段の絵画化をめぐって― 多賀緑 京都工芸繊維大学 要旨
17:05−17:45 川崎正蔵と川崎美術館―第13回展観からみた活動と顕彰― 石沢俊 神戸市立博物館 要旨
〈分科会B〉  
13:30−14:10 ベルリン新博物館「エジプトの中庭」および「ローマの間」装飾壁画の造形的再解釈 三井麻央 岡山大学 要旨
14:10−14:50 フラ・アンジェリコ《サン・マルコ祭壇画》―主祭壇画としての機能に関する一考察― 芹澤なみき 愛知県美術館 要旨
14:50−15:30 ジロデ=トリオゾン《エンデュミオンの眠り》—独創的な月光表現と画面に描かれた文字について― 吉岡 萌 慶應義塾大学 要旨
15:30−15:45 [休憩]
15:45−16:25 ギュスターヴ・クールベ「狩人のための連作」解釈の試み 山枡あおい 国立西洋美術館 要旨
16:25−17:05 19世紀フランスにおける浮世絵受容-『芸術の日本』の表紙を中心に― 中村みのり 学習院大学 要旨
17:05−17:45 ジョルジュ・ブラックによるヘシオドス『神統記』挿絵版画―大戦間期におけるキュビスムと「秩序への回帰」― 杉本渚 慶應義塾大学 要旨



5月15日(土)
午前の部
●研究発表
〈分科会C〉    
9:20−10:00 日本における天王像「帯喰」の意味―「河伯面」に着目して― 大沼陽太郎 東北大学 要旨
10:00−10:40 京都府金剛院執金剛神・深沙大将像の成立―造像背景の再検討を中心に― 島田和 慶應義塾大学 要旨
10:40−11:20 東京国立博物館所蔵「厨子入愛染明王像」の図像解釈と制作背景 菅野龍磨 上原美術館 要旨
11:20-12:00 放蕩息子の散財―長崎版画「阿蘭陀人康楽之図」とイギリス製銅版画 塚原晃 神戸市立博物館 要旨
〈分科会D〉 開始時間が変更されました(5月5日修正)  
10:00−10:40 アフリカ現代美術第3世代試論―キング・フンデックピンクと陶芸を起点にー 中村融子 京都大学 要旨
10:40−11:20 恩地孝四郎《キリストとマリア》に関する一考察―キリスト教モティーフの使用と表現をめぐって― 岩間美佳 神戸大学 要旨
午後の部    
〈分科会E〉
●シンポジウム「修理と美術史学残すもの、除くもの、補うもの」    
14:00-17:30 詳細は別紙をご参照ください。    



5月16日(日)
研究発表
〈分科会F〉
10:00-10:40 熾盛光仏図像の形成における他図像の借用について 施園園 神戸大学 要旨
10:40-11:20 法金剛院の阿弥陀如来像における定朝様の影響の再評価について 松出洋子 佛教大学 要旨
11:20-12:00 明治期輸出陶磁に見る「薩摩現象」と変容―沈壽官、錦光山宗兵衛、宮川香山を中心に― 盧ユニア ソウル大学日本研究所 要旨
12:00-12:40 セーヴル磁器における青磁色の表現―中国磁器との関わりを中心に― 今井祐子 福井大学 要旨
12:40-13:20 イラクリオン歴史博物館所蔵、エル・グレコの《キリストの洗礼》:制作年代に関する再検討 越川倫明 東京藝術大学 要旨
13:20-14:00 塩見允枝子《空間的な詩》におけるリチャード・ハミルトン―「影のイヴェント」のレポートを通して 吉村典子 宮城学院女子大学 要旨
14:00- 総会・美術史学会賞授賞式

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