第71回 美術史学会全国大会

平成30年5月18日(金)〜20日(日)
東北大学 川内南キャンパス



プログラム

5月18日(金)
受付:10:00〜/於 川内萩ホール 1 階エントランス

研究発表 川内南キャンパス 川内萩ホール
11:00−11:40 「曽我物語図屏風」の展開
――富士巻狩・夜討図から富士巻狩図へ――
小口康仁 学習院大学 要旨
11:40−12:20 高田敬輔の仏画
――「天下和順図」を中心に――
中澤菜見子 石川県立美術館 要旨
12:20−13:20 [休憩]
13:20−14:00 慈照寺蔵・円山応挙筆「釈迦十六善神像」をめぐって 上嶋悟史 神戸大学 要旨
14:00−14:40 円山応挙筆「波上白骨坐禅図」に関する考察 山田麻里亜 早稲田大学 要旨
14:40−15:20 韓国国立中央博物館所蔵 通信使受贈 日本金屏風の考察 鄭美娟 韓国国立中央博物館 要旨
15:20−16:00 酒井抱一草花図の画風形成
――寛政期草花図「月に秋草図」(MOA 美術館蔵)の着想をめぐって――
新井ゆい 学習院大学 要旨
16:00−16:40 南山古梁文・谷文晁画『宮城野聚勝園記』をめぐる一考察
――文人美術の展開に果たした役割――
鶴岡明美 昭和女子大学 要旨
16:40−16:50 [休憩]
16:50−17:30 歌川国芳の水滸伝絵画と漢籍について 鄔松林 神戸大学 要旨
17:30−18:10 幸野楳嶺『代毫記』(土居次義氏旧蔵)の美術史学的位置
――美術史学のアーカイブ構築へ向けて――
多田羅多起子 京都造形芸術大学 要旨



5月19日(土)
〈午前の部〉 受付:8:30~/於 文科系総合講義棟 1 階エントランス
●研究発表 川内南キャンパス 文科系総合講義棟2 階
〈分科会 I〉 202 法学部 第1講義室    
9:20−10:00 長野市松代町・清水寺の平安前期木彫諸像について
――薬師如来像・四天王像の図像上の特徴を中心に――
花澤明優美 清泉女子大学 要旨
10:00−10:40 金剛院の執金剛神・深沙大将像について
――二尊の組み合わせをめぐる考察――
松岡久美子 近畿大学 要旨
10:40−11:20 遠山記念館所蔵《牡丹唐草文金襴舞楽裲襠裂》に関する研究
――裂の製作年代と用途をめぐる一考察――
玉井あや 東京藝術大学 要旨
11:20−12:00 明成化・弘治朝宮廷の仙人図像の再構成
――劉俊の作品を中心に――
楊雅琲 東京大学 要旨

〈分科会 II〉
 203 経済学部 第1講義室
   
9:20−10:00 エドガー・ドガのモノタイプ
――1870 年代における制作理由と役割について――
神津有希 東京大学 要旨
10:00−10:40 カミーユ・ピサロ作《りんご採り》に関する考察
――19 世紀フランスのユートピアニズムを軸に――
深尾茅奈美 京都大学 要旨
10:40−11:20 シャルトル大聖堂《Baie48: 黙示録著者聖ヨハネ伝窓》の独創性 高野禎子 清泉女子大学 要旨
11:20−12:00 ラファエッロ作《サン・シストの聖母》に関する一考察
――ピアチェンツァ、サン・シスト聖堂の壁面装飾を視野に入れて――
百合草真理子 名古屋大学 要旨

◯昼休み 12:00−13:00
   
〈午後の部〉 川内南キャンパス 川内萩ホール    
●総会、『美術史』論文賞表彰式 13:00−14:15

[休憩] 14:15−14:30

●当番校企画 シンポジウム「聖地巡礼」 14:30−17:30
  パネリスト
  浅野ひとみ(長崎純心大学) 稲本泰生(京都大学)
  髙岸輝(東京大学) 谷古宇尚(北海道大学)

  司会・コメント
  長岡龍作(東北大学) 芳賀京子(東京大学)
 
 
●懇親会 18:00−20:00 会場:川内北キャンパス 川内の杜ダイニング



5月20日(日)
受付:8:30~/於 文科系総合講義棟 1 階エントランス 
●研究発表 〈午前の部〉 川内南キャンパス 文科系総合講義棟2 階
〈分科会 I〉 202 法学部 第1講義室    
9:20−10:00 日本占領期の北京に生きた女性美術家・熊唐守一について 漆麟 京都大学 要旨
10:00−10:40 近代中国における女性洋画家と展覧会
――1920 年代の関紫蘭の評価をめぐって――
武梦茹 九州大学 要旨
10:40−10:50 [休憩]    
10:50−11:30 在朝鮮日本人画家における美術の「中心と周縁」
――山田新一(1899-1991)の活動を中心に――
申旼正 東京大学 要旨
11:30−12:10 近代輸出陶磁器の種別形成と変化について 上村友子 京都工芸繊維大学 要旨

〈分科会 II〉
 203 経済学部 第1講義室
   
9:20−10:00 トゥッサン・デュブルイユの下絵によるタピスリー連作〈ディアナの物語〉に関する考察 竹本芽依 東京藝術大学 要旨
10:00-10:40 フィレンツェ、ポッジョ・インペリアーレ離宮の内部装飾の図像解釈 太田智子 フィレンツェ大学大学院修了 要旨
10:40−10:50 [休憩]  
10:50−11:30 フェデリコ・ズッカリ作《アペレスの誹謗》解釈
――ミネルヴァとメルクリウスを中心に――
川上恵理 神戸大学 要旨
11:30−12:10 シモン・ヴーエ《キリストの神殿奉献》の視覚的着想源とその役割 伊藤里華 日本大学 要旨

◯昼休み 12:10−13:10

※ 昼食休憩時、事前申込者へのお弁当受け渡しがございます(詳細は当日アナウンスいたします)

 〈午後の部〉  川内南キャンパス 文科系総合講義棟2 階
〈分科会 I〉 202 法学部 第1講義室    
13:10−13:50 谷崎潤一郎『人魚の嘆き』「病蓐の幻想」挿絵に関する一考察 佐伯百々子 清泉女子大学 要旨
13:50−14:30 デモクラート美術家協会時代の泉茂について
――フェルナン・レジェの影響を中心に――
乾健一 大阪大学 要旨
14:30−14:40 [休憩]  
14:40−15:20 濱谷浩《雪国》と民俗学
――報道写真における風土の表現をめぐって――
黄士誠 筑波大学 要旨
15:20−16:00 イサム・ノグチともう一つの近代日本彫刻史
――笹村草家人、新発見英文資料より――
福江良純 北海道教育大学 要旨

〈分科会 II〉 203 経済学部 第1講義室
 
13:10−13:50 駿牛図断簡に関する一考察
――駿牛図は絵巻であったのか――
大山昭子 株式会社 岡墨光堂 要旨
13:50−14:30 如拙筆「瓢鮎図」と「筆様制作」について 孫文祺 岡山大学 要旨
14:30−14:40 [休憩]  
14:40−15:20 奈良・南市町自治会本春日宮曼荼羅の制作時期とその意図について 竹嶋康平 泉屋博古館 要旨
15:20−16:00 松平定信編纂『古画類聚』所収の《古画舞楽図》についての一考察 古谷美也子 筑波大学 要旨

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